NFTとは?初心者に向けて、具体例も交えて徹底解説!これを見れば、NFTの現在と未来がわかるようになる!
目次
NFTとは
時代を先読みし、未来を見据え、「ビットコイン」などの「仮想通貨」を購入していた方々は、結果的にどうなったと思いますか?
- 仮想通貨とは?
- ブロックチェーン技術を使用して作られた通貨の総称です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
気づいたら「億万長者」になられた方も少なくありません。
自分もっと前から知りたかった。(笑)
そんな先見の明を持った方々が、「仮想通貨」の次に、新たな「投資対象」として狙っているもの…
あなたは気になりませんか?
それが、『NFT』
(Non-Fungible Token:非代替性トークン)です。
『NFT』をざっくり説明すると『替えが効かないデジタルデータの証明書』といったところ。
ひと言で言えば『証明書』です!
ちょっとまだ分かりにくいですよね。大丈夫です。今から、誰にでも分かりやすく、噛み砕いてお話ししていきます。
従来までは、インターネット上に一度出た写真や動画などの「デジタルデータ」は、誰でもコピーが可能であり、『所有者を証明』するのが難しかったんです。
が、そこで革命が起こった。
ブロックチェーン
「ブロックチェーン」といった技術が生まれて、「デジタルデータ」でも、『現在誰が所有者なのか』証明できるようになったんです。
『デジタルデータの所有者を証明できる』ようになると、実際どんなことが起きると思いますか?
たとえば、これまで話題になったのだと…
NFTの例
デジタルアート
Beepleといったアーティストの「デジタルアート」が、75億円近くで落札さました。これにより『NFT』が一気に注目され始めます。
ツイート
他にも、「Twitterの創業者ジャックドーシーの初ツイート」が、3億円近くで、取引されたりしています。
just setting up my twttr
— jack (@jack) March 21, 2006
でもこれって不思議じゃないですか?
75億円近くで落札されたBeepleの「デジタルアート」の絵は、ネットで検索すれば、誰もが今直ぐみれてしまう。
3億円近くで取引されたジャクドーシの初ツイートも、Twitterを開いて「ジャクドーシーのアカウント」に飛べば、誰もが今直ぐみれるんです。
それでもこんなに高値で売れる。
なぜでしょうか?
たとえば、「モナ•リザ」の絵は、教科書でもネットでも誰でも見れますが、「あのモナ・リザの絵は、僕が持ってるんだよ」って言えたとしたら、それってもうめちゃくちゃ嬉しいじゃないですか?
もしそうだとしたら、毎日自慢したい(笑)
世界に一つしか存在しない「モナリザの絵の所有者の証明書」(NFT)を持っていたとしら、それが可能になるんです。
ちなみに、「モナ・リザ」は、フランス王フランソワ1世が購入した作品ですが、現在の『所有権』は、フランス(国)が持ってます。
高額過ぎて買えないのは明らですが、どうか僕に『所有権』を譲っていただけないでしょうか?(笑)
NIKEのスニーカー
もっと身近な例だと、「NIKEのスニーカー」は面白いです。
元々、「NIKEのスニーカー」は、「運動靴」の役割として作られて、購入されてきましたが…ある時から「履くなんてとんでもない!」といった感じで、履かないで『棚に飾って置くもの』に変わったわけですね。
みなさんもご存知のように、「NIKEのスニーカー」は履くものではなく、『投資アイテム』や『コレクションアイテム』として活用されています。
価値がある「NIKEのスニーカー」は、「NIKEのスニーカー好き(コアファン)」の間では、そのスニーカーを『所有』するために、しのぎを削ります。
そして、ここからがものすご〜くおもしろいところなのですが…そこから、「現物のスニーカーを持っているより、バーチャルスニーカーの方がいい」という層が現れます。
結果的に現在、運動靴として作られた「NIKEのスニーカー」は、履くことも、棚に飾ることもなく、『デジタル上にデータとして残しておくもの』へと姿を変えているんです。
なんと、人気の高い「NIKEのバーチャルスニーカー」の所有者の証明書(NFT)は、履けないし、自宅の棚にも飾れないのに、124万円近くで落札されていたりします。
ちょっと待って!
「デジタルデータ」よりも、履けたり、棚に飾っておいた方が、良いんじゃないの?
と思われた方もいらっしゃるかと思います。
ですが、現在は「オフライン」で会う人よりも、「オンライン(SNS上)」で会う人の方が圧倒的に多い。
ですから、「NIKEのスニーカー」を実際に履いたり、自宅の棚に飾っておくより、オンライン(SNS上)にあった方が、より多くの方に、自分が『所有者』であることを認識してもらえるので、「デジタルデータ」(NFT)の方が、需要が上がってきているわけです。
アイコン
ここで、あなたにも想像して頂きたいのですが、『現在1番見られる所(見てもらえる所)』って、どこだと思います?
正解は、SNS上(TwitterやInstagramなど)のアイコンです。
ですから、Twitterの「アイコン」や「ヘッダー(背景)画像」の『NFT』が、ものすご〜く人気なんです。
有名どころは、「CryptoPunks」などの顔アイコンや、「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」などのサルをモチーフにしたアイコンで…きっとみなさんも一度は、目にしたことがあるんじゃないですかね?
こんな感じで、「デジタルデータ」だとしても、誰が見ても所有者を一目瞭然にしたのが、『NFT』という革命なんです。
もう少し深掘りしていくと、現在の『NFT』は、「コレクションアイテム」や「投資アイテム」とて扱われるこが多いですが、様々な職種の『新たな収入源』としても注目されています。
NBAのデジタルトレカ
たとえば、スポーツ業界では、「NBAのデジタルトレカ」(プレー動画)が、人気の選手や重要な試合、カッコいいプレーになってくると、1つ2000万円近くで取引きされたりしています!
従来までは,「スポーツ業界の収入源」と言えば、観戦チケットやグッズ、スポンサーだったりしましたが、『NFT』の誕生により、『スポーツ業界の新たな大きな市場』になっているんです。
絵本
他にも、「キングコングの西野亮廣さん」は、絵本の1ページ毎の『所有権』を『NFT』で販売していたりします。
これによって、「本の発行部数の収入」だけではなく、『所有権』といった「新たな収入源」にもなっているんです。
この仕組み(NFT)さえ分かっていれば、漫画家さんは、「漫画の発行部数」だけに執着しなくても、「漫画の1ページの所有権」を売って、収入源にすることもできるわけです。
たとえば、漫画「ONE PIECE」の「ルフィーとシャンクスの出会いのページ」や「エースの名場面のページ」などが、『NFT』で出たとしたら、ものすごい金額がつきそうですよね。自分が『所有者』だったら、絶対自慢したいですもん!
NFTの将来
これからの時代、「ビジネス」をしていくのであれば、収入源を増やすために、『NFT』の選択肢は、必ずと言っていい程持ち合わせておかなくてはなりません。
ですが、実は「ビジネス」をする人だけではなく、全国民が『NFT』の知識を仕入れておかないと、やばいです。
『NFT』は、『替えが効かないデジタルデータの証明書』とお伝えしましたが、『NFT』を使えば、めんどくさい書類のやりとりをやらなくて済む。
たとえば、「アパートの契約手続き」や、「自動車の購入手続き」、「運転免許証の更新」、もっと言えば「旅行の飛行機やホテルの予約」まで…
「スマホ」でほとんどのものが完結できるようになり、「スマホ」が世界を変えたように、『NFT』が全てのものを完結させてしまうわけです。遅かれ早かれ、その未来は訪れます。
ですから、今のうちから『NFT』に触れておかないと、「スマホ」を拒絶し「ガラケー」を使い、完全に時代に取り残された方々のように成りかねない。
それだけ、『NFT』は、誰もが使うことになるわけです。
更に更に、『NFT』のおもしろいところは、その人がどんな『NFT』を購入してきたか、その人の「ウォレット」(お財布みたいなもの)を見ればすべて分かってしまうんです。
万人共通で「ウォレット」の中身は、オープン状態になっており、この人はどんな趣味嗜好なのか、その方の人柄までもが、「ウォレット」を見れば一目瞭然というわけです。
これにより、『寄付』も加速することになります。
今までは、どれだけ「寄付」をしようが、自分で公言したりしなくては、「寄付」したことを分かってもらえない節があったかと思います。
でも、自分から「寄付させていただきました」とかあんまり言いたくないじゃないですか?
その問題を『NFT』の「ウォレット」が解決してくれるわけです。
言わずとも、「あの人はよく寄付する人なんだなぁ」といった行動や人柄が、分かってしまうんですね。
これにより、「寄付」が加速するわけです。
現在は、「貧富の二極化」が進んでおり、貧困層は「モノの購入」や「体験」するための「お金」が欲しいわけですが、富裕層は「お金」よりも「優越感」や「人からの感謝の言葉」が欲しかったりするわけで、双方良しなのが『寄付』なんですよね。
ですから、「貧富の二極化」を改善するためにも『NFT』は、救世主になるわけです。
また、『NFT』により、従来までは『消費者』が大多数だったのが、国民みなが『投資家』になる未来が訪れるとも言えます。
たとえば、「アイドル」や「新サービス」を初期の頃から応援していて、どれだけその「アイドル」や「新サービス」が、後々人気になろうが、自分には一銭も入ってこなかった。
ですが、『NFT』があれば、そのアイドルや新サービスが出している『NFT』を購入して、初期から応援していれば、そのアイドルや新サービスが人気になった時に、自分が持っていた『NFT』の価値も上がっているわけです。
元々は、『応援消費』しかなかったのが、誰もが『投資家』になれるんです。
これからは、「いかに安く買おうか」など考える人よりも、「この消費はどれだけ伸びるだろうか」といった『投資家』の視点で考える人も増えてくることでしょう。
メタバース
更には、バーチャル空間(仮想空間)である『メタバース』も繋がってきます。
『メタバース』で面白いのが、「デジタル上の土地」が、「実際の土地」よりも高く売買されており、デジタル上の街の中で、既に「不動産」が存在しているんです。
人気の土地の周りは、人の出入りの数も多くなってくるため、高値になっており、さっそく『デジタル上の土地取り合戦』が始まってます。
世は『デジタル上の戦国時代』です。
そうなんです!
この『メタバース』(仮想空間)内の土地や物件が、『NFT』で売買されているんです。
SNSが誕生したことで、SNSに時間を投下する方々が増え、SNS上に「娯楽」が生まれて,「仕事」が生まれて、もう「現実世界」がどっちなのか分からないと言っても過言ではありません。
この現象が、『メタバース』(仮想空間)内で起きます。
『メタバース』(仮想空間)のやりとりで、必ず欠かせないのが『NFT』であって、まずは『NFT』を購入するための知識や『NFT』を購入するための通貨である『仮想通貨』(イーサリアム)を今の内から持っておくことが重要です。
ここまで来ると、『NFT』によって、何もかも全てが変わると言っても過言ではなくなってきました。
『NFT』の未来は、どう考えたってワクワクしませんか?